「月(18)」はタロットの大アルカナに属するカードで、不安、恐れ、迷い、直感、神秘を象徴します。
月の意味
- 正位置:
- 不安と恐れ: 不透明で不安定な状況を示し、心配や恐怖が強く出ることがあります。現実逃避や妄想が増える可能性があります。
- 迷いと不確実性: 先行きが不明瞭で、状況がクリアに見えていないことを示します。自分自身や他者に対する信頼が欠如していることがあります。
- 直感と神秘: 直感や感覚を頼りに行動することが推奨されます。論理的な思考よりも本能や感覚を優先することが重要です。
- 逆位置:
- 不安からの解放: 不安や恐れが解消され、心の平静が戻り始めることを示します。状況がクリアになってきて、安心感が増す可能性があります。
- 真実の明らか化: 不明瞭な状況が明らかになり、真実が見えてくることがあります。過去の誤解や誤魔化しが解消される可能性があります。
- 明確な判断: 不確実性が解消され、明確な判断ができるようになることを示します。直感や感覚がより信頼できるものになります。
月の象徴
- 絵柄: 月カードには、月を背景に犬とオオカミが吠えている姿が描かれています。水際にはザリガニが現れ、塔のような建物が見えます。
- シンボル:
- 月: 変化や不安を象徴し、心の移り変わりを示します。
- 犬とオオカミ: 知性と野性の対立を表し、直感や本能を刺激します。
- ザリガニ: 潜在意識や不安を象徴し、水から上がってくることで心の深層を示します。
月の役割
- 不安と直感: 不安や恐れを感じる状況を示し、直感や感覚を頼りに行動することを促します。神秘的な要素が強く、論理的な思考よりも本能を優先することが重要です。
- 真実の明らか化: 不明瞭な状況が明らかになり、真実が見えてくる可能性を示します。過去の誤解や誤魔化しが解消されることがあります。